sono1では、走行性能はもちろん、見た目においてもスポーツバイクらしさを表現するために徹底的にこだわっています。
ここでは、その“こだわり”の一部をご紹介いたします。
スポーツバイクらしいシルエットとはいったいどのようなものでしょうか?
人によって感じ方やこだわりは様々だとは思いますが、ここではsono1において、よりスポーツバイクらしい外観を作り上げるためにこだわっているポイントを解説します。
Point.1 適度に上がったサドル位置
青:sono1(Sサイズ、148~165cm)
緑:他製品(小さいサイズ、165cm~)
スポーツバイクらしいルックスを作り上げる要素の一つに、適度に上がったサドル位置があります。仮に無理して大きなサイズのフレーム(特にホリゾンタルフレーム)に乗ったとしても、緑のバイクのようにサドルを目一杯下げてしまうと全体としてのバランスが崩れてしまいます。
これを避けるためにsono1では、トータルでのバランスが良くなるよう、ホイールサイズまで含めて設計やパーツ選定をすることで適応身長148cm~というSサイズにおいてもバランスのとれたスタイルを実現しています。
※ホイールサイズについては、“ポイント -ホリゾンタルフレーム-”も併せてご覧下さい。
無理して大きなフレームに乗ることは、体格に合わないことから疲労しやすいだけでなく、下車時の股下スペースの確保ができない等の危険も伴います。
また、製品によってはホリゾンタルであるのは大きなサイズだけで、小さなサイズではスローピングしていることもよくあります。(緑のフレームも少しスローピングしています。)
※sono1では、全サイズで完全ホリゾンタルなフレームとなっています。
番外編 sono1のMサイズについて
sono1のMサイズは、700Cホイール採用の完全ホリゾンタルフレームを造る上で、性能や信頼性を損なわない範囲で可能な限り小さく設計しています。
(シートチューブ長:C-T 500mm)
その結果、700Cホイールを採用するホリゾンタルフレームでありながら160~175cmという適応身長を実現しています。
※適応身長はあくまでも目安です
Point.2 ホリゾンタルフレーム(フレーム形状)
青:sono1(Sサイズ、148~165cm)
橙:他製品(小さいサイズ、150cm~)
一 般的に小さなサイズの自転車を作る時は、橙のバイクのようにトップチューブをスローピングさせることで自転車の乗降時の股下のスペースを確保します。その ため、小さなサイズになればなるほど傾斜が大きくなり、スポーツバイク特有の大きな三角形(三本のパイプに囲まれた部分)のバランスが崩れてきます。
そ こでsono1では、このバランスの崩れを避けるため、Sサイズにおいては下の画像のようにロードバイク用のホイール規格のなかでも、径が一回り小さい 650Cというサイズのホイールを採用し、さらにフレームやフロントフォークも650Cホイールに合わせた専用設計とすることでバランスの良い外観を維持 しています。
またsono1では、クロモリフレームによる細身のスタイルをより引き立たせるために、ホリゾンタルフレームとすることにも徹底的にこだわり、全サイズで完全なホリゾンタルフレームを実現しています。
※トップチューブ(大きな三角形の上の辺)が水平なフレームをホリゾンタルフレームと言います。
※sono1のM/Lサイズは700Cホイールを採用しています。
Point.3 サイズに合わせた専用パーツ & ロードバイク用軽量パーツ
sono1では、フレームだけでなくパーツの選定にも徹底的にこだわっています。
そのこだわりの一つに、サイズに合わせた専用パーツの使用があります。例えば、クランクはSサイズで長さの少し短いものを使用したり、ステムに至ってはDROPとFLATさらに各サイズにおいて全て異なる長さのものを使用する等、小さな部分にもトコトンこだわっています。
これは、できる限り体型に合わせることでパフォーマンスの向上を図るということに加え、デザイン面においてもバランスの良い外観を産むことにつながっています。
また、パーツに関するもう一つのこだわりとして、sono1 DROP/FLAT共にほぼ全てにおいてロードバイク用の軽量パーツを使用しています。
その結果、高い走行性能を実現することはもちろん、見た目においても軽量パーツ特有のすっきりとした外観を獲得しています。